【映像書籍ニュース2012/2/16】電子書籍一元管理ソフト「オープン本棚」、Windows 版が登場
大日本印刷(DNP)とインプレス R&D は2012年2月16日、電子書籍一元管理ソフトウェア「オープン本棚」について、新たに Windows 用ベータ版を無償公開した。Windows の対応バージョンは XP 以降。これまでは、Android 用ベータ版のみを提供していた。
オープン本棚は、フォーマットや対応ビューワ(リーダー)、販売サイトの異なる電子書籍を一元管理するためのソフトウェア。さまざまな電子書籍コンテンツを、まとめて管理/閲覧できる。コンテンツ表示に関しては、現在 PDF 形式の電子書籍にしか対応していない。ただし、対応形式の拡充や、特定の販売サイト専用ビューワを呼び出して電子書籍を閲覧する機能の搭載を行う予定。
Android 用ベータ版に加え Windows 用ベータ版をリリースしたことで、Android スマートフォン/タブレット 端末と Windows パソコンとのあいだで電子書籍の共有が可能となった。例えば、自宅の Windows パソコンで更新した本棚の内容を外出先の Android スマートフォンで確認する、といったことが行える。
また、今回の Windows 用ベータ版は電子書籍のファイル形式を Windows に伝える機能を搭載。そのため、PDF 形式以外のコンテンツでも対応ビューワがパソコンにインストールしてあれば、本棚から直接読める。(Japan.internet.com)