【映像書籍ニュース2011/12/01】パナソニックが電子書籍戦略を見直す。凸版系にも対応可能に。

パナソニックは電子書籍端末の販売戦略を見直します。
楽天の電子書籍サイト向け開発した端末を、凸版印刷系のサイトにも先月29日から対応。
現在約2万8000点のコンテンツ数を増やし、端末の販売テコ入れに繋げることに。

電子書籍端末「UT―PB1」で凸版印刷グループのブックライブ(東京・台東)が運営する電子書籍サイトからもコンテンツ供給を受ける。ブックライブは約4万点の書籍を取り扱い、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の主要な基本ソフト(OS)の全てに対応する。

ネットワーク経由でソフトを利用するクラウド技術で、スマホやタブレット端末から閲覧できる点も強み。既に端末を購入済みの利用者もソフトウエアを無料更新すれば、ブックライブを利用できる。

 UT―PB1は楽天の電子書籍配信サイト「Raboo(ラブー)」向けの専用端末として開発され、8月からパナソニックと楽天が運営する2つの専用サイトで販売していた。累計の販売台数は非公表。
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