【映像書籍ニュース2012/1/05】紀伊国屋書店が電子書籍

紀伊国屋書店は加賀電子子会社の加賀ハイテック(東京・千代田)が製造したタブレット端末=写真=で電子書籍サービスを始めた。米アップルの多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」や米グーグルの基本ソフト(OS)を搭載した端末、ソニーの電子書籍端末「リーダー」に続き、4機種目となる。

 加賀ハイテックが販売するタブレット端末「TAXAN ミーオパッド ADVANCE」に、紀伊国屋書店が配信する電子書籍を購入、閲覧できるアプリ「Kinoppy(キノッピー)」を標準搭載する。端末はデジタル映像の著作権保護技術である「CPRM」方式に対応する。

 紀伊国屋書店は新宿本店(同・新宿)のほか、同社の書籍サイトで端末を販売する。想定価格は2万9800円。
新宿本店では「キノッピー」を搭載したタブレット端末やスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)を置く電子書籍体験コーナーに、加賀ハイテックの端末も並べる予定だ。(日本経済新聞)
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